先ず、自己紹介しますと…
私、卓球のセンス無いんです。
「運動神経」と言われるものも一切ござません。

10年近くドライブマンやってましたが壊滅的にドライブが下手で、あまりのセンスの無さに絶望し、ペン粒に転向しました。

しかし!
今度は、ドライブの代わりに粒のプッシュが出来ない!
頑張って強く押そうとすればするほどボールに力が伝わらず、ネットに引っ掛かる。
ネットを越そうと弾道上げれば、元々スピードが無いためにただの「浮き球」になり叩かれる。
(逆にその球質が相手にとって打ちずらいせいか、プッシュの調子が悪いときほど試合に勝てたという経験を何度も体験してます。卓球って分からないもんですな!)

そんな「糞みたいなプッシュ」を改善しようと様々なペン粒動画見ました。かなりお金費やしてペン粒のDVDもそこそこ購入してきました。
ペン粒プレーヤーにプッシュのやり方聞いたこともあります。ペンの攻撃型の選手にもプッシュ系打法について相談したこともあります。
HUNTER×HUNTERのネテロ会長みたく、正拳突きをやったこともあります。


それでも改善しなかった!!



中途半端に筋トレを齧っていたために、インナーマッスルの重要性を知らず、アウターマッスルを鍛えることばかりに目を向けてしまい、


「腕を前に突き出す動きは、大胸筋を働かせれば良い」と思い込んでいました。それが“糞プッシュ野郎”になってしまった最大の要因であると、今振り返ると悔やまれます。

ですので、強いプッシュを打とうすればするほど大胸筋ばかりに力を入れてしまい、プッシュをネットに掛けてしまう。
(都市伝説ではないです。これマヂで実際にやってました。)


そんな絶望的な卓球人生を歩んできたなか、Xia論法DVDを購入した際の特典である「Xia論法コミュニティ」の書き込みにて、布袋先生の古武術卓球と出会いました。

そこで「卓球のフォーム以前に、人間としての身体の使い方を知る」必要性を感じ、YouTubeでスポーツ動作・武術の動き・整体など、様々な動画を漁り回りました。


そして出会ったのが、
弓道の動作を基本とした理論を提唱されている「スポーツ理論」。

そこで弓道の胴造りという姿勢の作り方を知り、試したところ、何年間も悩まされた粒プッシュが簡単に改善されたのです!あまりに単純すぎてドン引きでしたね(笑)


スポーツ理論と並行して見ていた「Yurumu整体」さんの動画にて、タイトルにある『前鋸筋』の存在を知りました。


スポーツ理論で「脇の下の筋肉を伸ばす」と表現されていたのは、「前鋸筋を使いなさい」ということだったのではないか!?と気付くことになりました。


私のような「運動神経悪い芸人」が少しでも卓球を楽しめるようになるため、
(ペン粒のくせに粒プッシュもまともに打てない、ペン粒のなかの最底辺プレーヤーたちがそこから抜け出せるようになるために、前鋸筋について考察を述べていきたいと思います。


本当に思ってんだけど、私みたいに「遠回り」の卓球人生なんか歩んで欲しくないのね。
そのために、卓球以前の根本に存在する「身体の使い方」というところから勉強して欲しいでござる。


ペン粒というプレースタイルは基本的に、「卓球のセンスが無い」という烙印を押された可哀想な人達が大半を占めてるでしょう。
「例外はある!」と言いたい人もいらっしゃると思いますが、それはあくまで例外であり、そんなセンスを持ち合わせている輩は全体の何パーセントですよ?

運動神経良い人間が持ち合わせている感覚を、数週間掛けてなるべく理論的に説明していきたいなと思います。