箱根駅伝でほとんどの選手が履いていたヴェイパーフライ。




このヴェイパーフライについて詳しく述べられているnoteがありました。




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卓球の用具選びと同じで、

「良い」と言われているのは、どの側面を切り取っているのか?

その弊害は何なのか?


という視点を持てなければ、失敗して痛い目に遭います。




…まぁ、卓球界隈はラケット・ラバー選びについてのリテラシーが高いと思いますので、そんなことは常識の範疇かと。

だから、前置きとしてヴェイパーフライを引用させていただいたわけですが。




さてさて本題に入らせていただきますが、

身体操法界隈では、
「〇〇はアクセル・△△はブレーキ」
という表現が用いられています。


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先に述べますと、

…まぁ、悪いことではないと思いますよ?

ですが、

使い所を誤らないように細心の注意を払いましょう。と言いたい。





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古武術では、
「踵アクセル・爪先ブレーキ」
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という言葉が使われていますが、




それは、
前方に進む際における、重心移動の身体感覚ですよ。
っていう話なワケです。


2年前くらいから同じことを仮説として立てていましたが、やはり合っておりました(ドヤァ!)






ですので、


ボールを打つときに「踵アクセル」という言葉が適応されるわけではない。


「足関節(足首)を伸ばす力で地面を叩く」という観点から評価すれば、『爪先アクセル』と言えるハズである。



このように、

「~はアクセル」「~はブレーキ」
みたいな抽象的なアドバイスを聞いた際は、


何をもってアクセルであり、ブレーキとなるのか?


を考えながら取り入れないと、場合によっては貴方の足枷になりかねません。



自分の筋力によるものなのか?


関節の働きによるベクトルを指しているものかのか?


地面反力や重心移動など、筋肉とは関係の無い「他所からの力」を借りることを指しているのか?





…ぶっちゃけ観点次第で、いくらでも、何とでも言えてしまうわけです。


だからこそ、


どのような側面から語っている表現なのか?


を知るべきだと思いますねん。



聞き齧りの知識を押し付けるのは、相手の身体感覚を狂わせてしまい兼ねません。








マヂで、


「〇〇はアクセルで、△△はブレーキ」


なんて、いくらでも言えちゃうからね?