前回の記事の続きです。

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腰を回す動作をするための固定点を設けて、
(壁を作る と呼ばれるもの)

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身体が「突っ込む」「流れる」ことを抑えてやらないと、体重移動や重心移動で発生したエネルギーを、水平回転へと効率良く変換出来ませんよと。


そして、体重移動を利用してスイングすること自体が「悪いこと」ではないと思っています。

一言にまとめると、
体重移動を使ってスイングする場面は限られているけれど、必ず存在する。



足で床を蹴って並進運動を行っていますよね、これが体重移動です。

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何度も述べていますが、並進運動エネルギーを利用して、腰を回す水平回転に変換させることが大切。




直ぐに返ってくるボールに合わせて連打する場合は、動きがどうしても大きくなる「体重移動」は不向きで、動きの小さい重心移動によるスイングを頼ることが多くなります。

↓の動画の趣旨は、このことです。

しかし、球が台の中で失速して前に踏み込む必要があったり、身体から離れた球に対して飛びつかないといけない場面には、どうしても体重移動を用いないといけません。

相手のボールにスピードが無く、自分から強く打球しなければならないときには、体重移動を使った(大きく踏み込んだ)打法でブチ抜きに行かないとならない場面もあります。

間違いなく、体重移動を使ってスイングすることはあるのです。




前述の「使いどころ」で、体重移動を否定する意見をよく見ますが、


「体重移動をすると威力が出ない」という話を散見することがあります。




んな、ワケあるかい!


大きなパワーを出さなければいけない、野球のバッティングやピッチングの際に、大きく前に踏み出して、体重移動しとるやんけ。



Twitterで、個人レッスン専門の卓球コーチが、
ボールを台上でワンバンドさせたものをドライブする動画をツイートしていて、
(上の動画の、平岡さんではありません。)

「体重移動して打ったドライブ」「その場で腰を回して打ったドライブ(多少の重心移動アリ)」の比較をしていましたが、

体重移動したドライブのときに、あからさまに身体が突っ込んでいたどころか、
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上半身が、フリーハンド側に大きく仰け反っていました。
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「体重移動しない方が良い球打てるっしょ?」といって締めていましたが、

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そんなテキトーな身体の使い方で、強い球打てるわけないだろ!!


壁を作ることが出来ず身体が突っ込んでしまい、まともに腰を回していない身体の使い方をしているフォームを、「体重移動の打ち方」と言い切ってしまうのは違いませんか?

並進運動のエネルギーを回転動作に繋げない体重移動は、「全速力で助走を取っているのに、肝心のジャンプを行わない走り幅跳び」と一緒ですよ。

そんな失敗例だけ抽出して、「体重移動 = 悪」みたいな言い方はないでしょーよ。






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このゴルフ本では、並進運動を意識し過ぎることで身体が突っ込んでしまうなら、体重移動を意識しないほうが上手くいく。と書かれていますし、


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この野球本では、並進運動によって身体が突っ込むことを防ぐために、スクワットポジションを取って踏ん張りを効かせましょう。といったことを述べられています。



紹介した二冊の本はともに、「並進運動を水平回転動作に変換する」という原理原則に基づいて説明されてるのに対し、

卓球で「体重移動では威力が出ない」といったことを述べている人は、何のために体重移動を行っているのかを理解してないとしか思えません。



スイングに繋がるのは水平回転であるということを理解されていると分かるのが、シェークハンズの平岡さんではないでしょうか。