この姿勢の講習会で、私が質問した内容になります。
古武術やヒモトレではよく、「身体が繋がる」「身体がまとまる」といった言葉が用いられています。
ヒモトレ併用でリハビリをしているとエビデンスのない事はやるな、なぜそんな事をやるのか?と言われる事があります。いえいえ、普通にリハビリしているだけです。そしてヒモトレは身支度。長すぎる袖や裾をまくる、ずり落ちるズボンをとめる。ヒモトレはまとまらない身体をまとめる。それだけです。
— 浜島貫 (@to_hmsm) May 21, 2018
姿勢の講習会の際に、講師のパーソナルトレーナーさんが「身体がまとまっているので~」とおっしゃっていたので、
私は、古武術の身体操法を卓球に落とし込む勉強をしていて、その古武術では「身体がまとまると…」という表現が使われていますが、
『身体がまとまっている というのは、具体的にどのような状態を指すのですか?』
という質問をしてみました。
という質問をしてみました。
その回答として、
「身体がまとまっている状態」というのは、解剖学的に解明されていない。
人に分かりやすく伝えるための、表現のひとつ。
(これは私の解釈です)
というものでした。
一般的に使われている言葉で、「身体がまとまっている状態」に近いものがあるとすれば、
パワーポジション
アスレティックポジション
または、「統一体」とも言えます。
とのこと。
※パワーポジション等は定義付けされているようで、
この「身体がまとまっている状態」というのは、『すぐに動き出せる状態』を指しているそうですので、
この記事においては、上の画像のように決まった姿勢ではありません。
(古武術では「居着かない」という言葉が、当てはまりそうです。)
ジャンプさせる際に、「〇〇関節を~させて」「〇〇筋に力を入れて」みたいな細かいこと言っても上手くいかないから、
代わりに「飛べ!!」と単刀直入に言うように、
誰でも分かるような表現として、
「身体をまとめる」と用いているそうです。
コメント
コメント一覧 (3)
欝
あさん、コメントありがとうございます。
講習会では、ざっくりとした回答した得られませんでしたが、現在の私の個人的な見解として、
「ジョイントバイジョイントセオリー」という理論における、スタビリティ関節・モビリティ関節がそれぞれ協調して、役割を発揮している状態を『身体がまとまっている』と指していると考えています。
どうも、古武術やヒモトレで「~したら身体がまとまります」といった話は、肩甲胸郭関節や腰椎等のスタビリティ関節に関わる筋肉を働かせることを目的とした物が多く、
私のようなポンコツ層にとっては、「身体をまとめる = スタビリティ筋を利かせる」くらいの解釈で、卓球に取り入れてもパフォーマンスは向上するのではないかと思っています。
「背中の筋肉じゃなくて、前鋸筋……」記事の〆にも、前鋸筋使えてないと腰を回したところで~と書きましたが、これがスタビリティ関節の役割に関した記述になります。
紹介された伊藤美誠ちゃんの話も、「肩甲胸郭関節を安定さぜしょうね」って話ですし。YuRuMu整体さんというYouTubeチャンネルで、前鋸筋や腸腰筋の役割についての動画を見ていただけると、より理解が深まるのではないでしょうか。
この事について記事を書く予定つもりでしたが、このコメントをそのまま記事にしようと思います。
鬱
この記事の「腹圧をかける」というのも、腰椎(スタビリティ関節)を安定させるアプローチだと解釈しており、
「へそヒモをしたら身体がまとまる」と言われますが、お腹が膨らみ腹圧が掛かって腰椎を安定させるからだと思っています。