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靴にはラストというものがありまして、

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どうも、本来は、靴を作るための木型のことを指すようですが、
靴の形状も「ラスト」と呼ぶそうです。
(未だ勉強したばかりで自信がありませんが…)



そのなかにも、靴を上から見ての「曲がり具合」で分類されるものがあるようで。

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ランニングシューズの知識になりますが、靴の曲がり具合によって、靴の機能が異なるとのこと。



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カーブラストは、歩行時の「あおり動作」に合わせた形状で、最後に母指球で蹴り出し易いようになっているのかな?(推測)






実は、卓球シューズにもラストに違いがあったりします。


同じミズノの卓球シューズでも、

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ストレートなものと、


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セミカーブな物が存在します。
(それぞれのラストの線引きがイマイチ分かりませんが…)




卓球シューズより安定性の高いバドミントンシューズでも、

元ミウ・シューズと、
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全日本カズヒロ・シューズとでも、
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それぞれラストに違いがあるものです。
(吉村和弘のシューズは結構カーブしてんなぁ!)


ちなみに、
WRM信者御用達・クロスステップは、
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ほんの少しカーブの入った、ストレートラストなんでしょうかね?




このページに書かれていることや、

この本に書かれていることから推測してみると、



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理想としては、「あおり動作」に基づいて…




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令和元年の夏を賑わせた女

















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あおり動作の流れに沿った、カーブラストのシューズで、『母指球で蹴る』ことができるのが一番理想的なのでしょうが、


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あおり動作図の際に、

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②のところで膝が外に逸れたり、
③の“母指球蹴り”で内に入ってしまうことで、

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膝と爪先の方向が一致しないために、
“下半身の踏ん張り”が効かず、地面反力を貰えない状態に陥ってしまう。


そのような人には、あおり動作が過度に起きない「ストレートラスト」のほうが向いている。
っていう認識をしているのですが、どうなんでしょ?

出来ることなら、あおり動作に沿って最後に「母指球で蹴り」たい。
が、その際に過度なプロネーションや、サピネーションが起きて、地面反力を貰えない状態だと“母指球蹴り”は意味を成さない。
「地面反力を使える状態」という前提があっての、『母指球で蹴れ』なのかも、しれません。


村松卓先生考案の「ダブルT の 立ち方・歩き方」
を、靴で再現してくれるのが、「ストレートラスト」のシューズなのかもしれません。

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↑実際にこの「ダブルTの…」を再現してくれる靴がありますが、ストレートラストであるウォーキングシューズに近い作りではないか?と推測します。
「地面反力の貰いやすさ」がミソじゃねえかなと思っています。





まとめ

☆地面を蹴る際に、過度なプロネーション・サピネーションを起こして「下半身の踏ん張り」が効かない人は、ストレートラストの靴の力で、正しく立たせて貰いましょう。“踏ん張りの利く姿勢”が大前提。

☆ちゃんと踏ん張ることが出来て、地面反力を効率良く貰える人がカーブラストのシューズを履くと、より強く地面を蹴られるようになる。

のかな?






とりあえず、暫定的な推測を述べました。
本や専門家の話などで、その答えが分かった際には改めて記事を書きます。








追伸
「ダブルT シューズ」の詳細ありました。
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ストレートラストじゃなかったわ(笑)
「逆さTの字」に溝が掘られているのがミソなんですって。