ペン粒が古武術卓球を独学してみたが、(布袋卓球アカデミーに入会したので)独学じゃなくなった。

2020年01月


11月から卓球王国で連載されている『脱・手打ち』特集で、事ある毎に「重心移動」というワードが出てきます。
卓球の技術動画でも、「重心移動(または体重移動)でドライブしましょう」といったアドバイスがよく見受けられます。

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この本では、過度な体重移動の意識は、下半身(お尻)が先に突っ込んでしまい、身体の軸が崩れることで、「腰を回す」動作を妨げてしまう恐れがある。
と書かれています。




私の好きな殖栗さんの動画に、ピッタリなものを見つけましたので、紹介させてください。

3:15から10:30までの、7分間お付き合いくださいm(_ _)m

※今回は、地面反力云々に関してはスルーされてください。
股関節内旋・外旋動作について述べる記事ですので。

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「重心移動」「体重移動」を、いかに水平回転に繋げていくか?
と、脳内で変換して記事をお読みください。



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上の画像のような、直線方向への移動が「体重移動」になりますが、それだけでは水平回転の運動にはなりません。




「重心移動」ないしは「体重移動」で

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発生させた直進運動によるエネルギーを、所謂『腰を回す』動作に


変換させることで、より速いスイングを生むことができる。


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「腰を回す」ことが出来て初めて、重心移動や体重移動というものが活きてきます。
あくまで、重心移動・体重移動は、より素早く腰を回すための助走でしかない。とでも言いましょうか…


“腰を回す動作の伴わない”重心移動(体重移動)を使った打法は、

ウサイン・ボルト並のスピードで助走付けてるのに、跳ぶことはとしない、走り幅跳びの選手

具を入れてるのに、肝心のルーが入っていないカレーのようなものではないでしょうか。

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このまま皿に盛ってしまうと、ただの可哀想な肉と野菜やねん。



その、「腰を回す」動作を妨げる要因は、沢山あるのでしょうが…


重心移動・体重移動いずれにしても一生懸命実施している割にスイングスピードが速くならない…という人は、
肝心のミソである『水平回転(腰を回す動き)』がちゃんと行えているか?という視点を持ってチェックされてみてはいかがでしょうか?



回り込みブチ抜きフォアドライブの動画では よく、



「思い切り前へ踏み込みながら打ちます」と言うてますが、それはやっている本人の感覚を述べているだけであり、

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(シェークハンズの平岡さんは、大切な部分である『水平方向の回転動作』を抜き出した指導をされています。)




踏み込むときに、

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これ。






より分解させて説明すれば、
これが出来てなければ、いくら頑張って回り込みしても、ピョンピョコ跳ね回っているだけの、滑稽な貴方の姿しか、相手の目には映りません。
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並進(直線的な)運動を水平回転へと繋げず、身体が前へ突っ込んでるだけの動作。バッティングで「身体が突っ込む」と表現される動作です。
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サンバのリズムを知ってるかい!?




これが、「重心移動」「体重移動」「踏み込む」といった直進運動だけを意識し過ぎた場合の弊害です。



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ここが大事!!




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みたいなことを、


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この本に書かれてたのを思い出しました。
(本に書かれてたのはタイトル通りではないかもしれない。今手元にないので確認出来ません。)




要は、「腰を曲げる」「腰を回せ」と言われるアドバイスの『腰』はみな、

腰椎ではなくて、
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股関節のことを言ってますねん。
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だから、腰は「おSiri」ですねん。
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っていう、話なんです。


『強い球打ちたきゃ、腰を回せ』って言われますが、腰にあたる腰椎っていうのは、あまり捻じることが出来ない仕組みなんですね。

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このことについては、卓球トレーナーの方もおっしゃっていて、






安定性を図る役割の腰椎を無理矢理捻ってしまうと、腰が逝っちゃいます。
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ですので、腰を「股関節」に言い換えますと、
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「股関節を回す」という動きはね、こうなるのです。






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これは、股関節が「内旋」「外旋」という動作を行っているからなのですね。
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「体の回転」と言われるものが、

股関節内・外旋によるもので、

『腰を回せ!』と呼ばれるものであり、

股関節パタパタなのですわ。


おSiriを回せ!とも、言い換えられますね。
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この画像を基に、ざっくり説明しますと…





お尻は回る(股関節内・外旋)けど、

(腰椎)は回らない。



だけど、胸は回る(捻れる)




その感覚を会得させ易くしたアイテムが、クーニンTVで取り上げられた「カウンタースイング」ではないでしょうか。


股関節を先行させて回すことで生じる「胸椎の捻れ」を戻す動きを、腕のスイングに繋げる。

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卓球は一つひとつの動作までの間隔が至極短いために、捻転差を把握し難いですが…。



女性の性的シンボルである、
OPPAIとSiriは回る!
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腰はKARAのダンスのようには回らない!
腰振りダンスは股関節のおかげですよ、Heyミスター。






と覚えていただけたら。


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靴にはラストというものがありまして、

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どうも、本来は、靴を作るための木型のことを指すようですが、
靴の形状も「ラスト」と呼ぶそうです。
(未だ勉強したばかりで自信がありませんが…)



そのなかにも、靴を上から見ての「曲がり具合」で分類されるものがあるようで。

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ランニングシューズの知識になりますが、靴の曲がり具合によって、靴の機能が異なるとのこと。



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カーブラストは、歩行時の「あおり動作」に合わせた形状で、最後に母指球で蹴り出し易いようになっているのかな?(推測)






実は、卓球シューズにもラストに違いがあったりします。


同じミズノの卓球シューズでも、

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ストレートなものと、


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セミカーブな物が存在します。
(それぞれのラストの線引きがイマイチ分かりませんが…)




卓球シューズより安定性の高いバドミントンシューズでも、

元ミウ・シューズと、
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全日本カズヒロ・シューズとでも、
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それぞれラストに違いがあるものです。
(吉村和弘のシューズは結構カーブしてんなぁ!)


ちなみに、
WRM信者御用達・クロスステップは、
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ほんの少しカーブの入った、ストレートラストなんでしょうかね?




このページに書かれていることや、

この本に書かれていることから推測してみると、



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理想としては、「あおり動作」に基づいて…




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令和元年の夏を賑わせた女

















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あおり動作の流れに沿った、カーブラストのシューズで、『母指球で蹴る』ことができるのが一番理想的なのでしょうが、


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あおり動作図の際に、

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②のところで膝が外に逸れたり、
③の“母指球蹴り”で内に入ってしまうことで、

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膝と爪先の方向が一致しないために、
“下半身の踏ん張り”が効かず、地面反力を貰えない状態に陥ってしまう。


そのような人には、あおり動作が過度に起きない「ストレートラスト」のほうが向いている。
っていう認識をしているのですが、どうなんでしょ?

出来ることなら、あおり動作に沿って最後に「母指球で蹴り」たい。
が、その際に過度なプロネーションや、サピネーションが起きて、地面反力を貰えない状態だと“母指球蹴り”は意味を成さない。
「地面反力を使える状態」という前提があっての、『母指球で蹴れ』なのかも、しれません。


村松卓先生考案の「ダブルT の 立ち方・歩き方」
を、靴で再現してくれるのが、「ストレートラスト」のシューズなのかもしれません。

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↑実際にこの「ダブルTの…」を再現してくれる靴がありますが、ストレートラストであるウォーキングシューズに近い作りではないか?と推測します。
「地面反力の貰いやすさ」がミソじゃねえかなと思っています。





まとめ

☆地面を蹴る際に、過度なプロネーション・サピネーションを起こして「下半身の踏ん張り」が効かない人は、ストレートラストの靴の力で、正しく立たせて貰いましょう。“踏ん張りの利く姿勢”が大前提。

☆ちゃんと踏ん張ることが出来て、地面反力を効率良く貰える人がカーブラストのシューズを履くと、より強く地面を蹴られるようになる。

のかな?






とりあえず、暫定的な推測を述べました。
本や専門家の話などで、その答えが分かった際には改めて記事を書きます。








追伸
「ダブルT シューズ」の詳細ありました。
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ストレートラストじゃなかったわ(笑)
「逆さTの字」に溝が掘られているのがミソなんですって。



全日本の動画で吉村和弘選手が

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おめぇ、えっれぇゴツい靴履いてんなぁ!!!(孫悟空 風に)



と思い、

過去のシューズ遍歴から、


ASICSのハンドボールシューズから探してみて、辿り着いたのがコチラ。

↑アフィリエイトじゃねえから、けぇてもオラにお金落ちねぇぞ!


本当に合ってるのか分かりませんが!
バドミントンシューズだったんですけどね(笑)

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なんか、北京オリンピックのスタジアムみたいなシューズですね。

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平野美宇ちゃんも、バドシューズを履いてたことがあるみたいですね。

↑これけぇてもオラは儲かんねぇぞ!



赤い服さんのクロスステップレビューを読んで、



草の根層には、クロスステップよりも、バドやバレー用の“ゴツい”シューズを履いたほうがパフォーマンスが上がる人が多いのではないか?
と考えている次第です。

アウトソールのパターンや、ヒールカウンターやアッパーの硬さによって、足裏に掛ける重心位置を強制してもらって(矯正ではなく強制)、骨盤が後傾するのを抑えてもらい、


ハムストリングスが使える環境を整え、より効率よく地面反力を貰えるほうが、

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卓球でありがちな『靴の自由度』『素足感』よりも、恩恵を受けられる層がかなり多いのではないでしょうか。
(靴の屈曲性や柔軟性が高いほど、重心移動はし易いのでしょうが…)




姿勢が不安定になりがちな下手くそほど、靴に立たせてもらいましょーや。
っていう話です。




↑卓球シューズについて書かれています。








という事柄から、最近子供の『足育』というものに、興味を持ちつつありんす。




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上記のURLは、PDFファイルをダウンロードするもので、足育推進幼稚園の報告会資料です。


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やる気が必要ってことだわ!!!

















姿勢って、卓球だけじゃなくてスポーツが上手くなるための「土台」なんだと思うの。

「上手くなりたければ、上手な人の真似をしろ」とか上っ面なアドバイスがまかり通ってるけど、そもそもそのフォームを支える根底を無視しても、ダメなんだと思うのさ。



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身体スピードDVDの内容は、上の動画のように、整体師や理学療法士など「身体の専門家」にとっては目新しいものではなく、ごくごく常識的なものであると、私は考えています。

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しかし、そういった「カラダの当たり前」を知らずに卓球してきた人は、全卓球人口の何割を占めているでしょうか?

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「構え」とか「姿勢」についてちゃんと教えてもらった人はどのくらい存在するでしょうかね。

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裏を返せば、無駄な身体の使い方をしたまま一生懸命練習していたってことになりますよね。


















 


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