足指と地面反力についての関係を書きたいところですが…
説明することが多すぎて、何回かに分けなければなりません。
まず、なぜ「踏ん張る」ことで地面反力を得ることに繋がるか?という話を。
細かいところまで理解されたい方は、13分の動画をみっちりとご覧下さいm(_ _)m
ざっくり説明しますと、
地面反力を効率良く貰う上で理想的なのは、「一本の鉄の棒になれ」ってこと。
人間の関節(足首・膝・股関節など)が、写真のチェーンのように簡単にグシャってしまったら衝撃が吸収されて、地面反力は得られません。
地面反力の感覚を養うトレーニングです。
卓球では垂直方向に身体が「一本の棒」になることはありませんが、このような形を取る事が地面反力を効果的に得やすい。
では、股関節・膝関節を曲げた格好のスクワットポジション(パワーポジション)を取っている卓球の場合を説明しますと…
ここから見て欲しいのですが…
8:03の『ガコーン!と下に落ちちゃう』というのが、まさにチェーンがグシャるとこですねん。
膝や股関節が、
↑みたいにならないために、
『踏ん張る力』
なのだと、私は解釈しています。
これが出来てはじめて、卓球での『前傾姿勢』の状態で地面反力を貰うことが出来る。
地面反力を貰うトレーニングでポピュラーな『デプスジャンプ』を引用して説明しますと…
これが地面反力を得られている
これだと地面反力を得られない
(チェーンみたいにグシャってる)
卓球でも「地面を蹴る力でスイングを…」なんて説明されますが、
↑のように地面反力をもらっているのと、
と「地面を蹴る」のでは質が違う。
同じ「地面を蹴る」という表現でも、実際に行っている動作ひとつでパワー発揮に大きな差が開いてしまう。
(その説明を聞いた人の“言葉の捉え方次第”になっちゃうから、ややこしくなっちまうよね。)
そのために
中国四千年の『踏ん張る力』と言われる所以ですね。
ですので、みなさん鉄になりましょう。
鉄の人間…
「ムサいオッサンは嫌だ!」という女性は、サッチャーがおすすめです。
野村沙知代じゃないよ、ミッチーと喧嘩したのはサッチーだよ。
じゃあ、『鉄の男』って誰なんだ?
と考えてみたら、
まんま「鉄の男」だな(笑)
日本三大庭園を「叙々苑!」と答える可愛らしい八木かなえちゃんも鉄の女だから、地面反力を使ってウエイトリフティングで世界6番目の女になれたのです。
ウエイトリフターのジャンプ力が凄すぎる、、、
— 西岡卓哉 Takuya Nishioka (@taku0726_tr) April 5, 2020
ボックスジャンプ 150cm
立ち幅跳び 310cm
垂直跳び 84.5cm
ウエイトリフティング種目がどれだけ瞬発力アップに効果的かっていうのをまじまじと見せられている感じです。。。https://t.co/dL7VGJj7J2 pic.twitter.com/B5hOeUEyK2
卓球に必要なトレーニング①
— 吉村和弘 (Kazuhiro Yoshimura) (@kzhr0728) April 6, 2020
僕はかなり飛べてません。
プレーを見てわかる通り飛べません。笑
僕の見た中で大島選手、森薗選手、真晴くんはかなり飛びます。
この3人を目標に飛べるように頑張ります💪💪
この期間に、試合がない今だから出来る練習量や体作りを皆さんにシェアしていきます👌#和弘塾🤣 pic.twitter.com/kmPJLhwjpg
↑地面反力を逃さないように、速いテンポで跳ぶ感覚を掴むトレーニングです。
これを用いて、卓球のスイングに応用しましょうっていうのが、「大自然の力を借りる」という感覚なのでしょう。